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「災害後のこころのケア」研修をうけて。

自立生活センター・ナビの青木です😊
先日、大阪市こころの健康センターが主催していた「災害後のこころのケア」について研修に行ってきました!
私ごとにはなるのですが、高校生のときに東日本大震災の被災地に行かせて頂き、熊本地震の際もちゅうぶから支援に行かせて頂きました。
災害は体も心も傷つきます。
心が傷ついたときの手当て、支援はどうすればいいの?と被災地に行ってから思うようになりました。
今後もし大きな災害が起こった際に少しでも手助けになりたいと思い、調べていくうちに知ったのが「PFA(サイコロジカル・ファーストエイド)」です。

PFAとは?

「深刻なストレス状況にさらされた人々への人道的、支持的かつ実際に役立つ援助」
具体的に言うと、
・おしつけがましくない実際に役立つケアや支援を提供する。
・ニーズや心配事を確認する。
・水、食料、住居など基本的ニーズの援助をする。
・無理強いをせず、傾聴する。
・安心させ、落ち着けるよう手助けをする。
・被災者を情報や公共サービス、社会的支援に繋ぐ。
・さらなる危害から保護する。

PFAはこのようなものではない!

・専門家にしかできない。
・専門家が行うカウンセリング
・無理に話を聞き出す。
・何が起こったかを分析
・出来事やそれにまつわる感情を詳細に聞き出す。

今回の研修は子どもの支援がメインでしたが、心理的支援は誰であっても共通する内容です。
特に傾聴の部分を重点的にお話されていて、傾聴は普段の相談業務でも一番と言っていいぐらい大切です。

PFAについてや災害時のこころのケアの研修はなかなかなかったため、とてもためになる研修になりました!
そして、より、PFAについて学びたいと思ったので、来年あたりPFAの1日研修に行きたいなと思いました!

http://www.savechildren.or.jp/lp/pfa/

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