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7/23~7/25 韓国光州へ訪問

ナヌム自立生活センターと交流協定!

2018年3月にちゅうぶに見学に来てくれたナヌムと、今後定期的に交流し、障害者運動をすすめようと約束。

心こもったもてなしや見学プログラム。韓国料理や市場散策、民主化運動学習、自立生活障害者の様子など、とても記憶に残る訪問となりました。また2年前に訪れてくれたハナム障害者会館とも交流。暖かい歓迎でした。

代表のジョン・ソンジュさんより「本当に韓国に来てくれるとは思わなかった。日韓関係が悪くなっていく中、訪問してくれて本当にうれしい」と、寝不足になりながら連日歓待、見学プログラムを対応してくれました。

光州は料理が有名で、どれもが安くて美味しい。胸いっぱい、お腹いっぱいの3日間。ビックリなのは日本でいう付け出しが7~8品無料!? ハナムやナヌムで心から用意してくれた料理に感激一杯。

光州訪問レポートしていきます!

韓国 自立障害者の生活とは?

自立生活3年のキムさん、女性、27歳。

両親といるとトラブルがあるからと自立決意。最初反対されたが、両親を説得。ナヌム自立生活センターで職員として働いている。
美術の自助グループのリーダー。
家での介護は138時間。高校までは特殊学校。大学では社会福祉の学科で勉強。
研修でナヌム自立生活センターに出会った。



母の介護が楽だったが、母への負担を考えると他人の介護が気をつかわなくてよくない。7:00~9:00 モーニングケア。9:30~18:30までナヌム自立センターへ。19:00~21:00食事と入浴介助。障害者専用のタクシーでナヌムへ通っている。

タクシーは障害者150人に一台配置と行政で決まっている。タクシーがつかまらなくて、ナヌムに行くのが大幅におくれるたことも。タクシー利用は、月15,000円。一回利用300円くらい。障害者年金 2,000円と高くない。給与で生活している。LH公営住宅なので、家賃は非常に安い。

自立は意志があればできる!と後輩障害者に言いたい!

LH(韓国土地住宅公社:Korea Land and Housing)に住む男性障害者宅訪問

寂しい時に電話したら誰か出てくれる[話す友]という電話機あり。日本でいう「いのちの電話?」よりももっと気軽に電話でき、24時間職員が出てくれる。日本にはない仕組みでびっくり。

※キムチ専用の大型冷蔵庫あり、ほとんどの家庭であるのだそう。発酵に適度な温度を保つらしく、さすがキムチ文化!

ハナム福祉会館(社会福祉法人)の取組

LH 〜低所得者向けの公営住宅。日本でいうUR。高齢者や障害者が住み、ハナム福祉会館が地域づくりとともに支援。この団地で住んでいる2,400人。そのうち障害者は800人!

地域住民中心の協議会を作り、動きを作っている。ワンフロアごとにリーダーがいる。他の住民のフォローをする。住民の健康や、山登りをするグループをつくったり、一人暮らしの方が集まり、家族を作る取組も。

中心の職員は10人。ナヌム自立生活センターと連携し、地域の障害者福祉に取り組んでいる。

ここで知り合ったナム・ソンウォンさん。福祉系大学を卒業したソーシャルワーカー。「地域住民高齢者や障害者、子供などいろんな人たちと交流や対話の場を作る!当事者主体で地域をよくして、広めていきたい!」と、想いを語ってくれました。ソーシャルワーカーが社会でもっと認められるようにもと。
ナムさん、また会いましょう!

KTX 韓国新幹線 レポート!

乗車するにはリフト使用。ですが、車内は広い!3、4列くらいは座席が取っ払われていて、手動なら4台は並べそう。奥行きある車椅子も問題ない。あまり揺れずに快適!

韓国光州のまち車いすレポート!

まちの様子や店の様子

段差ない店は車椅子10台でも入れそう。もちろん入り口に段差がある店もあります。車椅子トイレはなく、頑張って普通トイレへ。

市場散策

車椅子でも散策できました!海産物や野菜類も豊富。豚足や豚鼻もあり、生きている鳥さんも。本場は違う!

円をウォンに両替するため市場近くの銀行へ。ここの入り口はなかなか危ないスロープ。あるだけ良い?!

旧市街の歩道

凸凹でなかなか危ない。日本ではない地面のうねりです。ナヌムの方は日本は歩道が綺麗と感動されてました。

コイン投入拡幅改札

尾上さんも「コインでも入れやすく通りやすい!」(韓国地下鉄 1号線)

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