Home   ブログ   愛した44年 母絶望 -脳性まひの息子 首絞めた朝- 2/22毎日新聞記事への抗議コメント

愛した44年 母絶望 -脳性まひの息子 首絞めた朝- 2/22毎日新聞記事への抗議コメント

いったいこれまでの40年間の障害者施策はなんだったのか、こんな論理なら地域
福祉やホームヘルパーの充実、障害者の社会参加なんてまったく進みもしなかっ
ただろうと思います。「弟にも人権はある。弟は立派に生きた。」でも殺された。
何か悪いことをしたわけでもない。では、障害が重ければ殺されても、文句も言
えず、殺した側にだけ同情が集まる。ここで言う人権って何なのだろうと思う。

この記事には本人がどんな生活をしていたのか、ヘルパーの利用や外出、社会資
源とどうつながっていたのかの視点や取材がまったく見えない。ひたすら母と子の2人だけの世界を美しく描いているように見える。わたしたちなら、そのことこそが実は美しくもなんともない世界だと知っている。
普通に考えて、アミティー舞洲に高齢の母と二人だけ?で重度障害者が行ってる姿が楽しい姿なわけがない。やはり40年前と同じだ。

この新聞記事がこんな大きさで掲載されたのは偶然ではない。世の中全体が非常
にあやうい空気になってきているのかも知れない。

ちゅうぶ通信2月号の掲載予定記事もアップします。
NPO法人 ちゅうぶ 事務局長 石田義典