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自立生活

一般に「自立」とは「ひとりで身の回りのことができる。」「お金を稼いで生活できる。」というふうに捉えられています。しかし、重度の障害者にとって、この「自立」は実現が難しいものです。
そればかりか、障害者は介護をしてくれる人のフィルターを通じて物事を決めさせられたり、決め付けられたり、誘導されることが多くあります。
例えば、
「雨が降っていたら(介護が大変なので)外出をやめる。」
「ボタンつきの服は(介護が面倒なので)かっこよくても買わない。」
など、本人が選択する機会を奪ってしまうケースも。

誰かに与えられた生活を送るのではなく、自分で決めた生活を送れるように。
わたしたちは、障害者に限らず、社会にとっての理想的な自立を「自分で決めること(自己選択)」だと考え、各事業部で自立生活に向けた取り組みを行っています。

自立のためにやっていること

「自立ってなんですか?」教えて先輩! (ナビ)

障害者自身がロールモデルとして、自立生活に関する経験やノウハウを伝えます。自立なんて無理だと自信をなくしていた障害者がエンパワメントされ、「自分もきっとできる!」と思えるようなプログラムです。

仲間と一緒に「未経験」をなくす! (赤おに・青おに)

自立生活をイメージしながら、すでに自立している先輩障害者の家に遊びに行ったり、買い物や調理の経験を積み重ねます。

一人暮らしに向けて生活の経験を積む! (リオ)

終の棲家としてではなく、一人暮らしに向けたステップの場としてグループホームを運営しています。地域で暮らす経験を積みながら「より自分らしい生活とは?」を一緒に考えます。

公共財団法人JKA 補助事業完了のお知らせ CYCLE JKA Social Action