- お知らせ
- 2017.03.28 (火)
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◆ラシュナ・カメイさん@リオ◆
こんにちは、吉田です。
ダスキン研修生のカメイさん、この2週間はちゅうぶのグループホーム「リオ」で生活されます。
4日目の17日(金)は、グループホーム(以下GH)漬けの一日でした。
【AM】
スタッフから、制度やリオの説明。障害者の一ヶ月の生活費や、国からの報酬システムの説明などは、なかなか日本語とブロークンイングリッシュだけでは伝わりません。絵も描く!もちろんジェスチャーもつける!カメイさんと話すとき、思わず手話が出てしまうのは「ちゅうぶあるある」だと思いますが、皆さんいかがでしょうか…。
【PM】
入居者会議に出席。入居者とカメイさん、お互いにたくさん質問が飛び交います。「お祈り中は部屋をノックされても出られないので、ごめんなさい」とカメイさん。普段は、一日のうち5~10分のお祈り×5回。ただ、研修中は時間がないため、晩にまとめて1時間たっぷりコースでお祈りするのだそうです。
バングラデシュの障害者の現状も教えて下さいました。
「私の国では、家から外に一度も出ない障害者もいる。動いてしまうからとベッドに縛られ、じょくそうもできる。家族が恥ずかしがって、家にお客さんが来たら障害者を狭いクローゼットのようなところに押し込めてドアを閉めて、隠す。私も障害者だけど、勉強もして、仕事にも就いて、結婚もした。でもほとんどの障害者はそれができない。なぜ?私はとても悲しい。同じ人間なのに、なぜ同じような人権がないのか?日本の障害者はラッキーです。皆さん、self-respect(自尊心)がある。バングラデシュの障害者は、self-respectを持つことはとても難しい。どうか、教えてください。どうか、助けてください。私は、私の国の状況を変えたいんです!」
ぐっときました。
こんなに切実に、「現在進行形の」差別の窮状を訴える障害者に出会ったのは、実は彼女が初めてだなと改めて感じました。
【歓迎会】
そんなカメイさん、実はとても料理上手!リオの皆さんに、お手製のカレーとデザートをふるまってくださいました。これがとっても美味!!独特の香辛料の辛味と、デザートのミルキーな甘さがベストマッチでした☆
リオからは手巻き寿司をご用意。お寿司大好きなカメイさん、回転寿司の画像を紹介するや「おーーー!行きたいです!!」と大興奮。ちなみに回転寿司は英語で、「コンベヤーベルトスシ」です。
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