集団自立生活プログラム「チャレンジ!TO YOU! NEWライフ!」
自立生活センター・ナビの小坪です。
現在、ナビでは集団自立生活プログラム「チャレンジ!TO YOU! NEWライフ!」を開催中です。
自立生活プログラムとは??
多くの障害者は障害があるというだけで、ひとりで買物に行ったり、友達と遊びに行ったり、仕事をするなどのごく当たり前のこと を経験する機会すら失ってきています。障害があることで、制限された生活によって奪われてきた、外出・料理・遊び・金銭 管理など様々な経験を自立生活をしている障害者がリーダーとなり楽しみながら取り戻していくプログラムです。
2回目は都島区にある自立生活センター・あるるで活動している太田康裕さんをゲストにお招きし以下の4点を中心に講演をしてもらいまし た。
・障害を受容するまでの経過
・なぜ自立生活センターを立ち上げたいと思ったのか。
・1人 暮らしの様子紹介
・介助を使って思うこと
○障害を受容するまでの経過
中学2年生の時にプールの飛び込みで頚髄損傷になったという太田さん。
当初は、絶望感が強く「自分が何をしたというのか?」という 思いが渦巻き現実を受け止められなかったが、同じ頚髄損傷の仲間と出会うことで「自分ひとりじゃないんだ」と実感し外に出る楽しさや世界が広がったこと話しておられました。
○なぜ自立生活センターを立ち上げたいと思ったのか。
施設ではなく地域で自分らしく生きていく!
自分がロールモデルになり障害受容が難しい中途障害の仲間を応援したい!
社会を変えたい!
○介助者を使って思うこと
自分の思いを介護者に伝えるのは確かに難しいが、しんどさを溜め込むと介助者との関係が悪くなる。上手く伝えられなくてもいいので言葉にする。自分だけで頑張りすぎず 誰かに相談し周囲を動かす。
他にも「介助に完璧はない!」 「人生の主人公は自分自身である!」など名言が数々飛び出しました。参加者だけではなくスタッフにも気付きや学びの多い講演になったと 思います。
太田さんありがとうございました。
https://www.facebook.com/npoaruru/
新着記事一覧
- 2024/10/31 (木) 機関誌ナビゲーションNo.76
- 2024/10/03 (木) 重度訪問介護従業者養成研修2024年度11月コースのお知らせ
- 2024/10/03 (木) ちゅうぶ寄席&縁日!
- 2024/08/22 (木) 目で聴く落語今川ちゅうぶ寄席
- 2024/05/15 (水) 『目で聴く落語 今川ちゅうぶ寄席』