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大阪市は私たちの声を聞いて下さい!(DAY2) | NPO法人ちゅうぶ(旧 中部障害者解放センター) 大阪市は私たちの声を聞いて下さい!(DAY2) | NPO法人ちゅうぶ(旧 中部障害者解放センター)
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大阪市は私たちの声を聞いて下さい!(DAY2)

12月15日、16日の大阪市オールラウンド交渉に参加しました。ちゅうぶから発言した項目を中心に、筆者(1日目小坪、2日目堀)の感想を交え紹介します。

交渉の様子

2日目

【権利の実現】
ちゅうぶから後藤が「賃貸住宅を捜しているとき、障害を理由に大家から入居拒否があった」と差別体験を報告しました。昨年4月に大阪府の差別解消条例が改正され、「事業者の合理的配慮」は義務化されたことを踏まえ、業種ごとに「どんな場面でどんな差別が発生しやすいか」「差別を防ぐために合理的配慮として具体的にどのように対応すべきか」を具体的に示していくための啓発媒体の作成を求めました。

【強制不妊問題】
一時金申請の期限が2024年3月と迫る中で、戦後最大の人権侵害と言われる強制不妊問題をうやむやにしてはなりません。一人でも多くの被害者を救済につなげるための取組を求めました。
ちゅうぶから東が発言し「一人でも多くの被害者を掘り起こし、被害者に対して誠実に迅速な対応を」と訴えました。また、堀から「裁判提起された西スミ子さんの入所施設にも他に被害者がいないのか調査してほしい」と発言しました。

【交通 大阪市基本構想】
大阪市の基本構想の見なおし協議会が開催されています。大阪市の基本構想は旧の交通バリアフリー法時代のもので、駅などの交通機関中心にとどまり生活関連施設などが考慮されていません。障害者の生活実態にあった重点整備地区の選定を行い、幅広い障害者当事者の意見を反映する場を作ることが求められます。
ちゅうぶの西川から「梅田や難波は全国の障害者が利用します。基本構想を見直すときには、いろんな障害者の意見を聞いてバリアフリーを進めてください。」と発言がありました。大阪市からは、ターミナルを含む地区については、広範な障害者の利用を踏まえた進め方を検討しますと答弁がありました。

【万博のシャトルバス】
万博への主なアクセスは、鉄道(中央線夢洲延伸)、シャトルバス(ターミナル、パークアンドライド)となりますが、乗合バス車輛はつい最近までバリアフリー法の適用除外であったこともあり、整備が間にあうのか心配です。交渉では、助成金で整備のてこ入れをすることと、シャトルバス算入の条件として、一定の整備割合を課すことを求めました。ちゅうぶからは、渡海から「車椅子が乗れる車両をぜひ整備するようにしてください。もし、間に合わない場合、介護タクシーなどを利用できるようにしてください。」と発言しました。代替輸送手段の確保を強く求めました。

【歩道の段差について】
歩道縁石と車道の段差は2cm程度とするという基準が十分に守られずに、歩道を安心して歩けない問題について、ルールの周知徹底を求めました。ちゅうぶ山下から「歩道を復旧する時は、歩道の段差2㎝を守るように工事業者に、ちゃんと、周知してください。3㎝を越える歩道が増えると、車いすから転倒する可能性があり、外出するのも危険です。」と、また、濱田から「高齢者も困っている。だれもが安全に使えるように改善してほしい」と発言しました。
また、排水のための傾斜を考慮すると、2cmを超える箇所が生じる現状がある上にたって、現在の大阪市の直角に切りたった部材では衝撃が大きいので、兵庫県方式など斜面になっている部材に変更するように求めました。

【2階建てコンビニついて】
車椅子トイレやATMが2階で、車椅子障害者が利用できない2階建てコンビにが増えている問題について、これ以上の増加を防ぐことを強く求めました。ちゅうぶの森園から「外出の際にコンビニのトイレも使うことがあります。最近、2階建てコンビニは二階にトイレがあるため、車いすの私にはせっかく車いすトイレがあっても利用できない。緊急時も考えてみんなが使えるように指導してください。」と発言がありました。
交渉では、大阪府の福祉のまちづくり条例の適用ルールの考え方に問題があるのでないか、市としても府へ問題提起してほしいと求めました。

【無人駅について】
国土交通省の無人駅ガイドラインを遵守し、「地元障害者や自治体と協議し一方的な無人化を行わない」ことを踏まえ、障害者団体と協議するべきでことを鉄道事業者に地元自治体として伝えてほしい旨を訴えました。また、特に、無人の時間帯の情報が公表されておらず、各社WEBサイトで公表の営業時間中も無人時間帯が生じており、情報は当日でないと把握できないなど、障害者の生活に大きな支障をきたしていること、各社にせめて、無人情報をきちんと公開すべきであると伝えるように強く訴えました。

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