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ILPのこと。

自立生活センター・ナビの小八重です。梅雨入りしてジメジメした毎日が続いていますが、間もなく夏も本番ですね!一方で、東京では新型コロナの感染者数が再び増加するなど、まだまだ予断を許さない状況ですが、改めて毎日を健やかに過ごせていることをありがたく感じています。

今年度、ナビではILP(自立生活プログラム)の取り組みを中心的に進めています。自立を目指している当事者の方々と、僕らスタッフが個別にプログラムを組み、自立生活について色々と考えたり、話し合ったりしています。僕個人の話をすると、今まで部分的に集団ILPや個別ILPに参加した経験はあるものの、ホストとして主体的に進める立場になったのは初めてで、正直、わからないこともたくさんあって不安の方が大きいのが本音です💦そのため、ILPを実施しているというよりは、本人さんと一緒に学んでいるという方が表現としては正しいかもしれません。

しかしながら、この間少しずつ取り組みを進める中で気づいたことは、本当に大事なものって「想い」の部分なのかなってこと。金銭管理とか制度利用とか、家事が云々とか、そういうことももちろん大事なんですけど、それよりも大事なのは、自立生活を始めようとする、良い意味での貪欲さとかハングリー精神だったりするのかなと思うんですよね。また、そういった感情って誰しもが持っているとは思うんですけど、それを呼び覚ますための仕掛けや工夫ってものを考えるのがめちゃくちゃ難しいなと日々感じています(–;) 実際、この進め方でいいのかなとか、これが次の動きに繋がるのだろうか、なんて手探りでやってたりもするんですが、幸いなことに経験豊富な当事者スタッフの方と二人一組で担当しているので、助言やアドバイスももらいながら取り組みを進められるという最高の環境で仕事はさせてもらっています。

来月には、そろそろ外出企画や買い物など、具体的な動きが出てきそうなので、若干、責任感と適度な緊張感を持ちながら取り組んでいますが、如何に「想い」の部分に働きかけることができるのかは大きなポイントなのかなと感じています。あとはやっぱり楽しみながらすることですかね♪ 余談ですけど、外出企画とか調理企画とかの話が出てくると、いつも腹がへってくるんでけっこう真剣に悩んでいます…(–;)僕はカレーが大好きなんですけど、カレーってワードは不思議とILPによく出てくるんですよね、なぜか…(笑)

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