Home  日々の活動  駒九橋が通りやすくなりました! ~黙っていても変わらない~

駒九橋が通りやすくなりました! ~黙っていても変わらない~

みなさん、こんにちは。ナビの山下です。今回は、自立生活センター・ナビ近くの駒九橋の勾配が緩やかに改修されたという報告です。

2018年3月に東住吉区障がい者基幹相談支援センター(自立生活センター・ナビ)近くの駒九橋が新しく架け替えられました。架け替え工事をすることは回覧板等で知っていましたが、出来上がってみると、車いすユーザーや高齢者等にとっては渡ることが困難な橋に変わってしまいました!工事が終わらないと気付かなかった大問題です。誰もが使いやすい橋のままだと思っていたのが、利用しにくい橋に変わってしまったので近隣住民の方にも集まってもらい大阪市と協議をしました。

近隣の方からは、工事前の橋は、勾配が緩やかだったので自転車で渡ることが出来ましたが、今は、押して行かないと渡ることが難しくなってしまいました。と、お話してもらい、障害当事者からは、ナビに来られる相談者の方や整形外科や公園があり、高齢者やベビーカーを押した方等がよく利用する橋なので出来るだけ緩やかな橋にしてほしいと要望しました。話し合いの結果、勾配を緩やかにするのは難しいので、代わりに手すりが設置されました。

そして、2019年11月再度大阪市と話
・駒九橋に面している道路を改修してさらに緩やかにする
・今後も古くなっていく橋は架け替え工事を検討中

2019年12月
一部の方向からのみですが、行き来がしやすくなりました。勾配が緩やかになったことは良かったし、一旦、工事が終わったのに、もう一度工事をしてくれるということは珍しいことだと思います。

勾配が緩やかになった駒九橋

街には障害者、高齢者等が他の人と同じように渡れない橋がたくさんあります。そんな橋を見つけたら、行政に要望していきたいと思います。すぐに改修することは難しいかもわかりませんが、黙っていても何も変わりません。

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