- お知らせ
- 2021.11.29 (月)
- [ 相談支援/ナビ ]
OsakaMetro職員研修に参加!
こんにちは。自立生活センター・ナビの山下です。11月8日(月)OsakaMetro職員研修に参加してきました。場所は、OsakaMetro堺筋線天下茶屋駅です。
・障害者当事者5名(手動車いすユーザー3名、視覚障害者2名)
・OsakaMetroの職員は1年目~3年目の職員24名
●4グループに分かれて、エスカレーター介助、階段介助、電車渡し板無し乗降介助、視覚障害者声かけ研修。
●OsakaMetro職員の感想
日頃は、丁寧な言葉で対応しないといけないが、特に視覚障害者がホームに落ちそうになったり、電車に挟まれそうな時は『止まれ!』など、大きな声で、敬語じゅなくていいんだということが、わかった。
車いすの階段介助やエスカレーター介助をすることは少ないが、災害時などの時のために研修が出来て良かった。
●参加した障害当事者の感想
・はじめにグループのOsakaMetro職員のリーダーさんから車いすのどこの部分を持てば良いですかと聞かれましたが、うまく伝えられずグループのリーダーさんの指示でぎこちなくスタートしてしまった。もっと持ち方とかを前もって持ち方とかを予習必要があるなと感じました。2グループ目からは、説明のやり方をつかめてきてうまく伝えられることができたかなと思います。課題としては自分自身も担がれる経験が少ないので伝え方が難しいと感じました。ほかに感じたのは、やっぱり声かけが少ないと感じました。担がれるバランスも大切だと思います。一番最後のグループのリーダーが一番教え方も担ぎ方のバランスも1番良かったかなと思います。来年も参加することがあったら、研修に参加するメンバーで教える時のポイントなどを共有できたらと思います。やっぱりこのエレベーターが増えていく中で、階段を担がれるのは少し怖いけど、担ぎ方の技を伝えていくことはいいことやと思うので、参加できて良かったです。
・駅にエレベーターやホーム柵が設置されてきて、バリアフリーはだいぶ進んできましたが、ハード面だけ良くしてもダメだと思います。やっぱり、日頃から駅員さんとのやりとり(ソフト面)も大事で災害の時には、エレベーターやエスカレーターが止まってしまうので、その時の為にもコミュニケーションは大事です。この研修で、完璧に出来るようになるのは、無理なので、車いすの持ち方や、声かけなど、自分だけでなんとかしようとしない、周りの人に協力を求めるということを最低限、覚えておいてほしいです。
・駅員さんも若い人がどんどん入ってきてくると思う。そういう人たちにに引継ぎができるようになってほしい。もっと研修があったらいいなと思った。メトロの人の役に立つんやったら、また参加したい。
・職員研修をしている鉄道会社は、まだまだ少ないと思います。そんな中、こうした研修を行なってくれることは、とても嬉しいです。毎年、開催している研修ですが、これからも継続してほしいです。
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