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私たちの切実な声をせいいっぱい伝えました 対大阪市オールラウンド交渉

12月15日(金)平野区民センターで対大阪市交渉(2日目)を行いました。コロナ感染対策を十分に行いながら、会場参加の人数を絞り、ZOOM、YouTube、動画などを駆使して、精一杯の声を届けました。(ちゅうぶに関係の深い項目の概要について記載します)

権利の実現

府差別解消条例

〇民間事業者の合理的配慮義務化は粛々と進めてほしい。合理的配慮の提供とはどういうことなのか事業者にしっかり伝えてほしい

〇業種ごとに差別事案になりそうな課題を整理し、啓発してほしい。

(会場からの声)

USJのバリアフリー調査を実施。車いす利用者に100メートル歩けないと利用できないという扱いを受けるなど、アトラクションに乗れない事例が多い。大阪市を通じて、USJに質問と意見を出したが、何の返答もない。合理的配慮義務になるので、行政から強く働きかけてほしい。(森園)

ジョーズは車いすのまま乗れる設備があるのに、歩けないと乗せないという扱い。USJはたくさんの問題がある。(石田)

脳性麻痺の障害者が銀行で通帳を作るときに、介助者の代筆による手続きを希望したのに、介助者の資格があるのかとか、他の通帳があるなら必要ないのでないかとか、不適切な対応があり、本人はとても傷ついた。視覚障害者の場合等は代筆するという規定がありながら、現場では生かされなかった。代筆を拒否するのは差別であるとしっかり周知してほしい。(小坪)

精神病院での虐待、虐待防止法での通報義務

〇神出病院の虐待事件は、対岸の火事でない。精神病院の虐待事案はあまりに多すぎる。閉鎖病棟で声も上げられない当事者にとっては地獄だ。府任せでなく、大阪市民が入院しているのだから、強い思いで取り組んでほしい。

〇大阪市からも障害者虐待防止法の通報義務に精神病院を入れるように要望してほしい。

住宅入居差別

〇賃貸住宅の入居契約書に精神障害者差別に該当する表現が用いられていた問題で、宅建業者、家主等が障害を理由に差別しないように不動産業界への働きかけを強化してほしい。

〇大阪市として各区で居住支援協議会を開催し、家主・宅建業者、相談支援事業所等が顔の見える関係作りができるように福祉担当課と連携して取り組んでほしい。

市営住宅での障害者自死事件

〇市営住宅で自治会の班長を免除するために、障害のことを書くことを強要され、それを住民に拡散されることを苦に自死した事件について、何が問題だったのか把握し、再発を防止すること。なぜ、問題の通報がなかったのか、連携がとれなかったのか、だれもおかしいと思わなかったのか。障害のことを言わせたり書かせたりさせてはダメだと周知のこと。研修も見直すこと。

障害者医療費助成見直し問題

〇経過措置が切れることによって、障害が中度軽度高齢障害者の3万6千人が対象から外れる。一方で難病等の新たな対象者はほとんど増えていない。話が違う。府は変えないと言っているが、このままでは受診控えにつながる。

〇経過措置の延長、中軽度の所得が低い層への救済について、府へ働きかけてほしい。

生活保護の締め付け問題

〇コロナ禍で外出自粛のために手持ち所持金が多いことを理由にむやみに保護を廃止・停止しないように、相談を丁寧にしてほしい。

〇「あんしんサポート」は地域に出たタイミングですぐに使えるようにしてほしい(空白を生まない)

旧優生保護法下での強制不妊手術

〇重大な人権侵害事案であり、市がその一端を担ってきたことを重く受け止め、一時金の申請ができるように周知すること。

〇当時の病院、施設を調査すること。

(会場からの声)

〇旧優生保護法の下で手術されたことを思うと胸が締め付けられる思い。当時の資料が見当たらないということで、何もできないということでなく、寄り添って、どうするか考えてほしい。(東)

教育・保育

通学の送迎制度の創設

〇医療的ケア児に限らず、通学に支援が必要な障害児・生徒の通学制度を創設すること。

ペースト食の学校給食の提供

〇学校がペースト食を用意しないために、保護者の登校・付き添いが強要されている実態を解消すること。

医療的ケア児のための看護師の配置

〇コロナの影響で、看護師の配置日数、時間が十分に確保できていない。看護師が必要な児童・生徒へ保護者が付き添いを求められることがないようにすること。

交通・まちづくり

公立小中学校のバリアフリー化

〇水害時も含め避難所機能が果たせるように危機管理課と連携し検討してほしい。3階以上に避難した場合の課題について障害者と行政(危機管理課)、学校で点検しようとしているので連携してほしい。

〇全棟でのスロープの設置(段差の解消)を100%実施すること。

〇インクルーシブ教育を進めるため各学校の改修ニーズを調査のこと。調査は、すべての校舎のエレベータ、車いすトイレ、スロープについて調べること。

〇学校のバリアフリー化の推進は障害当事者参画の下で進めること。

(会場からの声)

マンションの1階に暮らしている。水害になれば3階以上に避難が必要だが、学校には多目的トイレが1階にしかないことが多い。3階以上にも多目的トイレを整備してほしい。また、和式トイレを洋式にしてほしいし、男性トイレにもてすりを付けてほしい。(中村)

エレベータや車いすトイレの有無などバリフリー状況がわかるようにしてほしい。多目的トイレを各階に、普通トイレの洋式化を計画的に進めてほしい。(山下)

歩道の縁石のバリアフリー

〇歩道の段差307か所を調べると、約1割が標準の2センチより上回り危険な段差になっている。他県も参考に現状を変えるための検討を始めてほしい。

〇視覚障害者の必要な2センチの確保は大事と認識。車いす障害者、視覚障害者の双方が安全な歩道を検証していきたい。

(会場からの声)

2年前から歩道と車道の危険な箇所の補修をしてもらっている。去年3か所、今年4か所を要望している。しかし、調査をすると危険な箇所がまだたくさんあり、車いすで転倒したメンバーもいる。どうしたらいいのか、障害者の意見を取り入れてほしい。(山下)

ホテルのバリアフリー化

〇障害者にとってホテルは総じて、バリアフルで使いにくく必要な情報がない。課題としては、車いす対応の部屋の整備促進、設備やサービスを障害者の実態を踏まえたものにすること、バリアフリー情報の提供の3点。大阪市として主体的な取り組みを障害当事者と一緒に進めてほしい。

〇大阪市のハートフルウェッブにホテルのバリアフリー情報を載せてほしい。

(会場からの声)

ホテルを予約するときはネットの写真を見て、車いすで行けるか確認している。ところが、受付が2階で、しかもエスカレーターしかなくて、かなり交渉して別館に部屋を変更してもらった。ホームページにもっと情報を掲載してほしい。(高田) 

ホーム柵

〇国の乗降客3千人以上の基準に整合した補助要綱に改訂してほしい。

無人駅

〇無人駅が一つでも減るように行政として働きかけをしてほしい。

バリアフリーマップ

〇基本構想のWEBにあるバリアフリーマップ、ハートフルウェッブといろいろあるが、まとめて情報が得られるようにしてほしい。

〇どういう情報が必要かは当事者に聞いてほしい。

(会場からの声)

〇ホーム柵は万博開始までに全線で工事が終了しているようにすべき。

〇梅田ノースモール、ドーチカなど古い地下街ではエレベータや車いすトイレが少なく、ルートが限られている問題がある。

〇水害を念頭において、エレベータが使えないときのスロープルートの整備、避難所への多目的トイレの設置、避難所に使う可能性があるホテルのバリフリー化を進めてほしい。(西川和男)

〇ホーム柵がない駅は落ちそうになって怖い(山本)

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