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コロナで大変だからこそ切実な声を聞いてほしい  対大阪市オールラウンド | NPO法人ちゅうぶ(旧 中部障害者解放センター) コロナで大変だからこそ切実な声を聞いてほしい  対大阪市オールラウンド | NPO法人ちゅうぶ(旧 中部障害者解放センター)
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コロナで大変だからこそ切実な声を聞いてほしい  対大阪市オールラウンド

交渉の様子

12月11日(金)西成区民センターで障大連(障害者の自立と完全参加を目指す大阪連絡会議)として対大阪市交渉を行った。会場には、75名参加、その他、ZOOMやYouTube、ビデオレターなどを活用し、精いっぱい声を届けた。(ちゅうぶに関係の深い課題を中心に1日目の概要を記載)

全体的な課題

都構想

障害者はサービスをつなぎ合わせて生活している。一つでも削られると生活できない。「サービス水準の妥当性の検討」とは、現サービスが贅沢で不要だと言われているようだ。条例案の動きは、市民不在で勝手に決める動きでないか。障害者団体ときっちり話し合いを持ってほしい。

(会場から意見)

住民投票で否決されたのに、総合区構想や広域一元化条例案を出し、大阪市を形骸化する動きは許せない(堀)。
障害者の生活がどうなるのか説明してほしい。(石田)

介護

介護の支給決定

マトリックスを上限と勘違いされる。正しく、公開・周知してほしい。相談支援事業所と障害審査会には知らせること。介護力(家族介護)が前提になっているが、介護力といっても多様化しており、支給決定の考え方が現実にあっていない。

(会場から意見)

結婚して、介護時間数が減らされました。区役所には家族に介護してもらってくださいと言われましたが、夫は仕事で、介護が必要な時にいない。義母は高齢。私は介護してもらうために結婚したんでない、もとの時間に戻してほしい。(久保)

坐骨神経痛ですごく痛い、お尻や太ももに褥瘡ができる。前立腺肥大もありトイレが近い。咳と痰がひどい。薬の副作用で気分が悪くなるなど、62歳になり、2次障害が増えてきました。介護時間をもっと増やしてください。(西川)

久保さんは、旦那さんの介護時間を増やしても足りない状態。西川さんは、深夜帯の介護時間が十分に認められていない。実態に合わせた介護時間を決定してほしい。(小坪)

年末年始対応基準

生活介護が休みになると介護が足りない。日曜日が多い月、祝日、コロナによる生活介護の休業、台風など災害時などがある。生活介護が休みになる場合には、1日からでも認めてほしい。文書表現について協議してください。

(会場から意見)

年末年始対応の申請をしたが、土日を挟んでいて休みが連続してないからと認められなかった。生活介護が休みになるときは、1日から認めてください。介護がないと生活できません。(森園)

熟練ヘルパー同行支援

介護は、障害者のそれぞれの状態に対応する必要があるので、採用されて6か月以内の新人に対象が限られると実態に合わない。初めての障害者の場合は認めてください。審査会や受給者証の再発行などの煩雑さが解消されたのなら、それを周知してほしい。HPに載せてください。

介護保険との併給問題

●併給では、外出できない、時間数引き下げ、障害者サービスの上積みがダメなど、トラブルが多い。全く違う制度なのに併給にした国の問題。併給の課題について要望してほしい。

●大阪市で独自に研修資料を作成いただいたが、相談支援事業所、各区自立支援協議会等への活用、集団指導HPへの掲載など、十分な周知を図ってほしい。

●併給で、サービスをどう組み合わせるのか、ケアマネ等が理解できない課題がある。ケアマネの研修が必要。介護保険には移動のサービスがないので、障害制度との組み合わせが必要。

●介護保険対象になっても今まで通りサービスが使えると周知してください。

新型コロナウィルスによる介護の課題

●コロナ対応をまとめて、明確な文書を出してください。ヘルパー事業所は多くの利用者宅を回るので、連鎖感染がおきる。福祉から衛生部局へ実態を伝えて、一人でも陽性になれば全員がPCR検査を受けることができるようにしてほしい。

●利用者が発熱しただけで、サービスを提供しない事業所がある。代替えの事業所を見つける必要があるという認識ができていない。穴をあける事業所には指導してほしい。法人だけで対応できない場合は行政も支援してほしい。どうすれば安全か、介護場面の動画などで研修してほしい。

就業・通勤の支援事業

厚生労働省が新設した雇用と福祉を抱き合わせた「就業・通信支援制度」を早く実施してください。大阪府制度では対象が狭すぎてだれも使えないので、国制度に乗り換えてください。大阪府は重度訪問介護を利用して生活している人が全国で一番多い、働いている人も多い。見本をみせてください。

(会場から意見)

自宅から45分かけて通勤している。今の制度だと、通勤中にヘルパーが利用できない。途中で、体の斜めに傾いたときや手が冷たくて車いすを操作できないときに困る。(鶴羽 代読(東))

アテンダント制度は1人しか登録できないので、体調不良のときに代替えの人がいない。事業所が申請しないと使えない制度で、不都合が多い。(東)

グループホーム

グループホームでの新型コロナ感染症の課題

●グループホームは、クラスターがおきやすい。施設とは違い、普通の民家と同じ暮らしの場なので、ゾーニングは困難。一人でも、疑いがあればすぐに検査してほしい。

●陽性だったら、すぐに入院できるようにしてほしい。障害者は基礎疾患が多く、重症化しやすい。

●医療がひっ迫し、入院調整に時間が要する場合、宿泊療養施設に介護者付きで過ごせるようにしてほしい。障害を理由に、療養施設が使えないのは、明白な障害者差別だ。

●グループホームがゾーニングできないので、陰性の人の避難が必要。支援者と一緒にホテルで避難した場合、かかり増し経費で保障してください。

グループホームの大規模化の防止

グループホームの大規模化に歯止めがかからないと心配している。重度であれば、あるほど、小規模で個別対応が必要です。グループホームの大規模化はやめてください。ショートも含めて10人以内としてください。グループホーム10人に加えて、ショート枠5名は大き過ぎます。

(会場から意見)

グループホームの大規模化に反対です。大きくなったら、施設みたいになって自由がなくなるからです(ビデオレター)。大きなグループホームはダメです。クラスターが起きます。(西川和男)

グループホームの個別ヘルパー利用

グループホームの個別ヘルパー利用は3年間の経過措置延長となったが、今後、切り捨ての動きがあれば、国への働きかけをお願いします。

(会場から意見)

個別ヘルパーを恒久化してください。ヘルパーさんと買い物に行きます。ヘルパーさんがいないと生活ができません。(ビデオレター)

グループホームの物件確保

●小規模なグループホームの共同住宅利用は16項イ(複合用途防火対象物=雑居ビル)とするのでなく、適用項目を見直してほしい。

●公営住宅のグループホームの再入居について、特定入居の扱いを認めるとしているが、引継ぎを確実にしてほしい。()まいであるのに、国は目的外利用としていることは差別的だと考える。

●内装不燃化などグループホームの仕様について福祉と都市計画担当と連携して検討してください。

地域移行・地域生活

報酬

●収支差が大きいという理由で引き下げされるが、賃金は安い。中度、軽度をこれ以上切り下げてはいけない。これ以上グループホームを続けられない。増やせない。夜間支援体制について障害区分ごとに報酬に格差をつけられると困る。

年齢超過児

●長期入所は人権侵害。施設では情報がないから、施設が当たり前と思ってしまう。地域移行の情報をしっかり伝えて、地域に出たいか、きっちり聞き取ってほしい。

●施設訪問がコロナで中断している。地域と施設をつなげる外出の取り組みができていない。インターネットで外の情報を(けるとか、注意を図りながら外出を検討するとか、行政が連携し、何かするべきでないか。

●何ができるのか、ワーキングで検討してください。年齢超過児の受け皿作りが必要。また、自立の前段階支援、外出体験が大事。施設でモデル的にガイドヘルプを活用するなど検討してください。

相談支援事業

●障害者がマネージメントを受けられない実態を変えないといけない。しかし、相談支援事業所が足りず、相談支援の利用率は約50%しかない。相談支援事業所が圧倒的に足りないため、相談支援件数もほとんど増えない。

●相談支援員一人事業所が、多く、年間に30事業も近く廃止するため、新規事業所と差し引きしても、1%も増えない。このままでは基盤崩壊になる。

●大阪は、全国で一番、計画相談の対象者が多い。バーンアウトして続けられなくなる。高槻市が実施しているような開設時補助制度を検討し、相談員2人体制で事業開始できるように支援してほしい。

(会場から意見)

計画相談の事業所を増やせるように、待ったなしで支援が必要です。(平沼)

地域支援拠点機能の確立

●8050問題を各区で数件ずつ抱えていて、緊急のケースが発生している。地域のつながりが希薄になって問題が顕在化している。緊急時支援事業以外は、基幹相談支援センターや地域活動支援センターに丸投げになっている。

●受け皿づくりが課題。特に重度障害者の受け皿を拡充するにはグループホームを増やす必要がある。

防災対策

●エレベータで学校の3階以上に避難できるように、エレベータのカギを複製してもらったのは前進だが、上階での設備がどうなのか、学校と防災担当が一緒に見学して課題を調べてほしい。3階以上に車いすトイレを作らないといけない。

●車いす利用者が垂直避難できるように、学校だけでなく、ホテル、市営住宅の空き部屋、スーパーの駐車場、障害者スポーツセンターなど、命を救うために、様々な場を用意して一斉解放してほしい。どこに逃げたらいいのか情報を提供できるようにしてほしい。

身体拘束廃止未実施減算

地域では、段差などで車いす障害の転落を防ぐために安全確保のためにベルトを使うのは当然のこと。身体拘束でない、減算の対象でないことを区役所で周知してください。

(会場から意見)

脳性麻痺で、座位のために7つのベルトで身体を固定しています。本人が望んでつけるベルトを身体拘束と言うのはやめてください。       (森園)

日中活動について

●大阪は作業所運動の経過があるので、就労継続Bを居場所的な使い方をする人が多い。

●報酬改定案で、多様な就労ニーズへの対応として、平均工賃月額の他、一律評価体系が検討されている。引き下げにつながるのでないか。

●精神障害者の病状に波が大きい場合がある。たとえ短時間でも、就労継続Bで働きたいと望んでいる人がサービスを利用できるようにしてほしい。

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