Home  日々の活動  社会を変えるためにできること。

社会を変えるためにできること。

こんにちは。ナビの東です。12月も中盤に差し掛かりました。もうすぐ今年も終わりですね。2019年は皆さんにとってどんな1年でしたか?そろそろ今年1年の振り返りをしてみてもいいかもしれませんね☺

今日は2019年の振り返りということで、プライベートな話にはなりますが、今年充実していたことを書きたいと思います。

突然ですが、東の趣味は「音楽」です。
今年2019年の初めに、大学生の時によく出演させてもらっていた音楽イベントの仲間に久しぶりに会ったとき「また一緒に歌おう」と声をかけてもらいました。
それがきっかけで、音楽活動を再開することになりました。

ただ闇雲に歌うのではなく、ひとつの目的をもって歌うことにしています。
それはインクルーシブな社会にしていくことの大切さを伝えるということ。

制度やサービス、物理的なバリアフリーが進んでいったとしても、そこで生きている人の意識が変わらないと「住みやすい社会」にはならないと思っています。

例えば、私は「一人暮らしをしています」と言うと未だに「障害あるのにすごいね」「えらいね」と言われます。この言葉にいつも違和感を覚えます。

社会の中にはまだ障害者=施設や親元、または病院でしか暮らせないという偏見が根強く残っているし、障害者を差別する人はまだまだたくさんいる。私はそこに焦点を当てて、歌で社会を変えたいなと思っています。

障害があっても同じ人間だし、わざわざ「障害者」というカテゴリーに分ける必要性がないことと、いつかは健常者・障害者という概念そのものをなくし、インクルーシブな社会にしたいと思っています。その結果「障害者」という言葉そのものがこの社会からなくなればいいと思っていますし、そうなるように発信しつづけるのが私に出来ることだと思っています。

自立生活センターが常に言っている「社会モデル」の考え方も路上ライブでは常にお話しさせてもらっています。障害は私たちにあるのではなく社会にあるものだし、物理的なバリアだけでなく、一人一人の中にある差別意識や偏見がなくなれば、障害あるなしに関わらず、どんな人でも生きやすい社会になる。そういう曲を作って歌っています。

歌にすることで、これまで全く関心を示されなかった人にも私たちに興味を持ってもらえるきっかけになったらいいなぁと思っていますし、願わくば小さな共感の積み重ねで、いずれは社会全体の意識を変えていけたらいいなと思って、休みの日には外に出て仲間と一緒に歌いつづけた1年でした(笑)

今年は有りがたいことに、バリバラという番組に出演させていただくことにもなり、今までよりも多くの人に見てもらう機会が増えました。このことも活かして、東なりに社会を変えていけるようこれからも貢献しつづけたいなと思います!

自立生活センターで仕事をしていて、仕事以外でもこうして自分にできることを模索していけることをとても嬉しく思います。これからも自分に与えられた役割をしっかり考え、実行できるよう、精進していきたいと思います☺

公共財団法人JKA 補助事業完了のお知らせ CYCLE JKA Social Action