地道な活動を積み上げた結果
自立生活センター・ナビの小坪です。
11月1日に大阪市廃止・特別区設置を問う住民投票がありましたが、反対多数で大阪市の存続が決まりました!
ちゅうぶとしても早くから大阪市「廃止」に反対の立場で様々な行動を行ってきました。
障大連での市役所前行動や、毎週土曜日には、なんば、梅田、京橋、天王寺など各ターミナルごとでのビラマキを行いました。ちゅうぶとしてもまず、法人の全体会で学習会を行い、その後、8月には「大阪都構想を考える世話人会」をスタッフの有志で立ち上げました。取り組んだのは世話人会での学習会、職員会議や障害者職員での学習会、東住吉区、平野区でのビラマキ行動に加えて東住吉区、平野区の市営住宅などにポスティングに回りました。
ポスティングの翌日にはトータルで5件くらい応援の電話がありました。また近鉄針中野駅での反対アピール行動では、「私も反対や!」と声をかけて頂くことも多く勇気づけられました。
5年前はなかった取り組みで今回力を入れたのは何と言ってもSNSの活用ですね。
CILでの活動に加えて、音楽活動をしている東に「大阪市廃止に反対する歌」作ればええねんと声をかけたことをきっかけに「うちらの大阪市がなくなるかもしれへん」が出来ました。
この曲の作詞は東佳実、作曲:小阿弥学さん(自立支援センターぱあとなぁ)です。
他にもたくさんの人の協力がありスピーディーに完成しました。
この曲は「ストレートな歌詞が胸に突き刺さる」、「一度聞くと耳から離れない」など高評価を頂きました。
はじめは大阪市廃止に「賛成」する人が多く、本当に逆転できるのか不安になることもありましたが、地道な活動でジワジワと差が詰まり、最終的に大阪市の存続が決まりました。
今回の行動は2003年のヘルパー時間数の上限問題の反対行動と重なるものがあり、大阪都構想が通ってしまうと「障害者が生活できなくなるのではないか」という危機感がありました。
その危機感が原動力となり、短期間にこれだけの取り組みが行えたことは凄く大きいし、大阪府下や全国の仲間と一丸となり取り組めたことは大きな自信となりました。
これからの動向をしっかり見守っていきながら出来ることを地道にしていこうと思います。たくさんの皆さんご支援、ご協力改めてありがとうございました。
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