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  • 2017.05.31 (水)
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【熊本支援報告〜5月26日の支援〜】

5/26(金)、この日は午前と午後で2つの支援に入りました。JDFの2名の方も含め、4人での支援です。

私と青木さんは軽トラで行きました。ナビが壊れていて、スマホのナビを使って行きましたが、変な道を通らそうとするので、時々分かりにくく迷うこともあったのが、少々困りました。

〈午前〉
さて、午前は西区のYさん宅へ。依頼は、部屋から部屋への家具の移動と物置の補修です。背の高い家具を日常生活の場には置かないようにしておきたいため、とのことでした。

家具の移動の後は、物置の補修。日曜大工もほとんどしたことがなく、どれだけできるのかどうか少し不安でしたが、なんとかしっかりと補修を完了することができました。4人いたので作業も早かったです。
終了後、センターのほうにお礼の言葉も下さっており、帰ってからそれを聞いたのが、とても嬉しかったです。

〈午後〉
午後は南区へ移動し、Mさん宅で解体のための片付けです。精神障害の方で、一緒に来られたお父様も身体が不自由でいらっしゃいました。これまでも何回か支援に入っています。

片付ける物品の量はそれほど多くはなかったのですが、残念ながら作業は今日中には終わりませんでした。これまで入った支援では、もう全部捨てて下さいといった方もいらっしゃいましたが、今日の方は解体前の片付けをしていると、改めて捨てようか取っておこうか迷っていらっしゃいました。

作業の進みはどうしてもゆっくりしたものになりますが、依頼者の思いを無視して作業を進めるのはできないです。ただ一方、あまり作業が長引くのも、お父様の体調もあってしんどいといったことも仰っていました。今住んでいる家から1時間ほど掛けてわざわざ出てきていただくことになるので、長引くのは確かに大変でしょう。適度な促しやお願いをしながら、作業を進めていくのが、必要かなと思いました。

26日までで今回の道下と青木の支援は終了となりました。震災後1年が経ちましたが、まだまだ解体の終了していない住居はたくさんあります。新居に引っ越ししてから、それまでの人間関係が途切れたことに悩んでいる方もいらっしゃいました。そもそも震災前から家族との関係も切れて孤立しており、それが震災をきっかけとして問題として表面化してきたようなケースもありました。災害後の支援にはそういったつながりの切れたニーズを掬い上げていくことに注意していく必要かと感じました。

それでは、関わらせていただいた依頼者の方々、被災地障害者センターくまもとの方々、本当にありがとうございましたm(__)m また私たちが熊本に来るのをフォローしてくれたちゅうぶ職員の皆さんにも感謝です。

また支援に来れればと思います。
ありがとうございました!

(文責:道下)

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