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- 2017.06.03 (土)
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【熊本支援報告~関心と無関心のあいだ~】
熊本支援報告⭐二日目(富田J)、今日は日中と夜にそれぞれ1日分の報告があり、まずは日中分のご報告を!
と言いつつ、さっきまで一緒だった作本さんとのサシでの飲み写真を1枚目に👍 (詳細は明日、乞うご期待…!?)
日中は荷物片付けに入ったKさん宅にて、発掘「およげ!たいやきくん」LPとともに(写真②枚目)
熊本市内の某所宅にて、昨日に同じく荷物の保存・処分の仕分け支援に入りました(昨日に続き依頼者の承諾いただき写真を掲載しています)。
まずは今日活躍のトラック君と(③枚目)
はじめに依頼者宅の「椎ノ木」の木材をトラックに積んで(④枚目)
益城のセンターへ。看板に最高の木材がどっさり(⑤枚目)
依頼者宅へ戻り、トラックの荷台からボランティアとKさんをパチリ。手前は
処分の品(⑥枚目)
一回目は軽トラで環境センターへ行き処分。2回目は1.5トントラックで運搬(⑦枚目)
依頼者宅の庭園が素晴らしく、記念撮影(⑧枚目)しかしこの庭も邸宅も解体されてしまうのです…
発掘のお宝、海に咲く花!?でかい!(⑨枚目)
最後の談笑、(⑩枚目L→Rで)Kさん、ボランティア梅野さん、事務局一木さん、ボランティア月野さん(お疲れ様でした!)。 作業ははかどり、Kさんもたくさん話しできて、ご満悦のようでした (どうぞお達者で…)。
ここから先は、昨日の宿題のコラム!
(長いので読まなくていいです(笑))
「処分品と思い出と」
去年の今頃そして現在も、支援の依頼に荷物の片付けが多くあり、本人や家族の片付けが遅々として進まないこと、さらに荷物の多さに、ボランティアがためらう場面も多いかと思います。
傍目には、ほとんど廃棄品にしか見えない多くの荷物に、なぜそんなに愛着を持つのか、なぜそんな「無駄」に見えるものを囲うのか。
それはすなわち、私たちが他人の一人一人にある、生い立ちや思い出に、やはり基本は無関心だから、ではないかと。
依頼者の方が、荷物のひとつひとつを眺めるのは、過去の記憶、思い出と向かい合いながら、 これは捨てるに忍びない、自分や家族の歴史が詰まっている物との想いを寄せている瞬間だから。その瞬間に立ち会っているのが、 荷物の片付けの現場でして。
それって私たちが他人の人生に出会う時と(もちろん障害者の人生に立ち会う時とも)、等しい瞬間なのでは。
無茶を承知で言えば、他人からすれば 「私(そしてあなた)」の人生・思い出など、ほぼ無関心 (たかが他人ごと)でもあるわけです。
ここからが本題。荷物にこだわる依頼者の横で、その瞬間をいとおしく(ユーモアを含めて)思うか、他人の無関心事と思うか、そこが対応の分かれ目。 障害者の人生に限らず、他人の人生に対して、のめり込まずに、適切な距離で、どういとおしく付き合うか、そこが支援なり、 人間関係の要なのでしょう。
反省として言えば、障害の重さを、その人の抱える「しんどさ」の重さと等しく考えるならば、しんどい人ほど小さな関係性の場から排除せず、距離をとりながらも、いとおしく価値あるものと思えるかが、私たちの課題だと思います。
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