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八木さんの海外研修

ちゅうぶ職員の八木くんが4/15より海外研修に行っています。彼の希望で行っている研修ですが、ちゅうぶでは彼の海外研修行きを応援しています!報告文章送られてきたので掲載させてもらいます😁

こんにちは!
青おに作業所の八木慎一です。
4月15日~7月14日の予定で清水基金から助成金をいただき、海外研修事業に参加しております。私の場合は、アメリカ、イギリス、スウェーデンの障害者関連の事業所で研修をします。

主な研修テーマは 「青年期の障害者が成人になる移行期に受ける支援」です。アメリカの障害者は、14-22歳の間、大人への移行期として様々なサービスを受けています。中学、高校の間に、「あなたは学校を卒業して何をやりたいの?」「何が得意なの?」というアセスメントが入り、そこで明確になった目標(自立生活、就労、大学進学等)に向けた支援が行われます。日本では、特別支援学校を卒業して、生活介護等福祉サービスに移行するルートが一般的ですが、アメリカでは自分の未来について考え、練習する期間が制度的に設けられています。

自立生活センターもこの制度を利用して、サービスを提供しています。シカゴのアクセスリビングという事業所のプログラムの写真を載せています。このプログラムではCILのスタッフが学校に出向き、障害者の権利、キャリア、大学進学、仕事の探し方、履歴書の書き方、面接、合理的配慮の提供の受け方など11回の講義を提供し、それと並行して個別面談を行い、学校卒業後の進路につなげていくというものです。「アウトリーチ」という言葉が社会福祉の教科書に載っていますが、その概念がこのプログラムの中ではいきいきと躍動していました。CILが、学校の中に入って、生徒・教師・親とコミュニケーションを取りながら、若者の成人期への移行を支援する。障害のある生徒が一人一人現実的な目標に向かっている姿が印象的でした。

また報告させていただきます!

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