- お知らせ
- 2017.03.28 (火)
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【熊本震災支援報告】
NPOちゅうぶ富田通子から
3月15日水曜日の報告をさせていただきます。
午前は、スタッフ4人で県庁近くにお住まいの75歳女性宅へ行きました。身体障害1級、透析を受けておられます。
お家は半壊でご本人は別の場所に現在はお住まいです。自宅解体前の片付けを行いました。中庭のあるお家で立派な松や老梅の木がありました。伐採してしまうのは惜しいなあと思っていましたが、老梅は業者の方にお願いして、植え替えができるようで安心しました。
ガーデニングがお好きな方だったようで、プランターが山のようにありました。土を出し分別しました。
庭の周りには猫よけのペットボトルがずらりと並べられており、排水と分別の作業をしました。1時間の作業でゴミ袋3袋、軍手をつけていましたが、手が真っ赤になり、マメもできちゃいました(笑)
大切な木々を守り、縁側から中庭を愛でていらっしゃったのだろうと想像ができました。家主の癒しになっていただろうお花や木に感謝の気持ちが湧きました。
午後は男性スタッフ2名がそのまま残り、私と女性スタッフは別の支援へ移動しました。
熊本駅近くにお住まいの54歳女性。精神障害3級、うつ病を発症され、話し相手をしてほしいというものでした。
震災時は自宅におり、タンスなど倒れたが幸い無傷だったそうです。
やってもらいたいことはありますか?とお聞きするとマッサージをしてほしいと言われ、30分ほどさせていただきました。身体がほぐれたことで気持ちもほぐれたのでしょう。散歩しませんか?との問いかけに応じてくださいました。
聞けば3日外出していない、今日は朝から何も食べていないとのことで、近くのイートインできるコンビニでお茶しました。
そこで、ご自身の話をたくさんしてくださいました。子どもが2人いるが事情でなかなか会えないことや、4年間ストーカー被害と闘われ、PTSDからうつ病を発症したことなど。
ですが、元々はアクティブな性格だったようです。車がお好きでよくドライブしていたことや、かつては営業の仕事をされていて頑張っていらっしゃったこともお話してくださいました。
夜になると不安や恐怖、消えてしまいたい衝動に駆られるようです。
沈んでしまうことの方が多いらしいのですが、被災地障害者センターにSOSを出してこられたということは、生きたいという希望の表れであり、その一歩を踏み出していることの素晴らしさ、勇気を讃えたいとお伝えすると、涙を流され、何度もありがとうと私の手を握り、言葉を噛み締めてらっしゃいました。直後に来週も来てもらいたいとおっしゃってくださいました。
介護事業所で調理の家事支援は受けているが、ゆっくり会話できないとのことで、ガイドヘルパーを使って外出支援を受けられると会話もゆっくり弾むのではと、うまく支援に繋がることを願うばかりです。
夜は、スーパー銭湯【水春】で自分癒し😊
ミルク風呂と炭酸風呂でお肌ピカピカツルツル✨✨
若返りました!多分(笑)
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