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多目的トイレの使用禁止が当たり前にならないように

みなさん、こんにちは。

自立生活センター・ナビの山下です。

新型コロナウイルスの感染が広がる中、外出を控えるように言われていますが、でも、まったく外出しないのも体調不良の原因になるので、公園に散歩に行ったりすることは大切なことだと思います。障害者にとって外出した時、気になるのが、近くに多目的トイレがあるかどうかです。公園などに設置されている公衆トイレ(多目的トイレ)の整備・設置が進んでほしいと思いました。

現在では、スポーツ施設、スーパーマーケット、コンビニエンスストアなど多目的トイレが設置されている場所も増えてきていますが、コロナが原因で休館していたり、多目的トイレ使用禁止になっている場所もあります。設置されていたとしても、人との接触を考え、トイレだけ借りに行くのにも抵抗があるかもしれません。

そこで、コンビニエンスストアの多目的トイレの利用制限が、どうなっているのか調べることにしました。大阪市内を対象にローソン、ファミリーマート、セブンイレブン各本社にコロナで多目的トイレ禁止にしている店舗・していない店舗がいくつあるか問い合わせしました。3社ともの回答が「本社では把握していない。それぞれの店舗に確認してもらうしかない。」との回答でした。

●ローソン→インターネットで検索すると多目的トイレがどの店舗にあるか調べることが出来ます。

https://www.e-map.ne.jp/p/lawson/

●ファミリーマート→インターネットで検索すると多目的トイレがどの店舗にあるか調べることが出来ます。

https://as.chizumaru.com/famima/top?account=famima&accmd=0

●セブンイレブン→インターネットで検索しても多目的トイレがあるかどうか調べることが出来ません。

https://www.sej.co.jp/shop/

トイレが使用禁止になっている理由はコロナウイルスの感染拡大防止など色々な理由があるのかなと思いました。使えると思っていたトイレが使えないと焦ってしまいますよね。ぜひご活用ください。

※建築物の多目的トイレ設置基準

国のバリアフリー法の基準

床面積の2,000㎡以上の建築物

大阪府の福祉のまちづくり条例

床面積の200㎡以上の建築物

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