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無人駅のインターホン機能の調査に取り組んでいます

 無人駅や駅員が窓口にいない無人時間帯では、インターホンで容易に連絡がとれるかが大事です。しかし、障害は多様で、インターホンでのやり取りができなくて困っていることも多いのでないかと考え、実態や課題を把握するためにアクセス関西ネットワークなどを中心に各鉄道事業者のインターホン調査を展開しています。視覚障害、聴覚障害、車いすユーザーで、言語障害、上肢障害がある人、知的障害者などで調査活動が行われていますが、 ちゅうぶは、聴覚障害、車いすユーザーの関係で調査に参加しています。

2022年12月6日(火)  調査者:松倉(聴覚障害者)、山下大祐(手動車いすユーザー)

【近鉄 南大阪線高見ノ里駅】音声と切符読み取りカメラのみ

聴覚障害で耳が聞こえないと伝えているにも関わらず話を続ける係員。

係員が「他のお客さん誰かいませんか?代わりに話できる人いませんか?」とインターホン越しに何度も訴えていました。

最終的には山下が応答し会話を続けました。

通話中のランプは点灯するので、
話を始めて良いと判断は出来ます。

【南海本線 湊駅】音声での対応のみで、聴覚障害者への配慮がされていない。

インターホン越しに「聴覚障害者です。」と伝えても声で対応する係員。これでは、聴覚障害者にとっては、まったくコミュニケーションが取れません。インターホンに通話中だと光るようなランプもありませんでした。なので、いつ話かけられているのかも、まったくわからない状態です。

「堺駅から駅員を向かわせるので、改札入ってホームで待っててください」と係員。
 そう言われても松倉さんは聞こえません。
【南海】※インターホン調査とは、少し違いますが、山下も調査に同行したので、電車の乗り降りにはスロープが必要です。堺駅~石津川駅まで(2駅)乗車した時は、駅員が車内にスロープを持って同乗してくれました。石津川駅には駅員が、いないのだなぁと思ってましたが、同乗してくれた駅員に石津川駅の無人時間帯を聞いたところ「見回りで改札にいないこともありますが、基本ずっと駅にいてます。」と駅員。では、なぜ、堺駅から同乗してきたのだろう。

【阪神電車 福駅  モニターは設置されているが・・・】

インターホンを押して「車いすの方の乗降介助をお願いしたいです。「私は//聴覚障害者で耳が聞こえません。」と伝えましたが、係員に「少し待っててください。係員向かわせるので。」と声で話しかけられました。インターホンに設置されている切符読み取り部分にメモを置いたりしてみましたが、反応がなく、どうしていいか分からず、しばらく待っていると、どこからともなく駅員がやってきて窓口に案内され、筆談で対応してくれました。

インターホンの実態を把握する調査でしたが、本来は、通勤、通学、買い物に行く等に利用します。そのような時に、コミュニケーションがスムーズに取れないような対応をされたら、約束の時間に目的地へ到着することができません。各鉄道会社には、誰もが安心して利用できる駅を目指してもらいたいです。

(自立生活センター・ナビ  山下大祐)

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