Home  日々の活動  懐かしい再会! そして機関紙取材を通しての気づき

懐かしい再会! そして機関紙取材を通しての気づき

自立生活センター・ナビの小坪です
先日、機関誌ナビゲーションの「色んなテーマのなぜを解消」の取材に同席しました。
昨年度はインクルーシブ教育はなぜ必要なのかを改めて障害当事者の方や長年、教育問題に取り組まれている方にお話をお聞きして連載してきました。
今年度からは大学の先生にお話をお聞きしたいと思います。今回、インタビューさせて頂いたのは新崎国広さん(大阪教育大学教授)です。
新崎さんは教育分野で仕事をされる前は、肢体不自由児施設 (現在は、医療型障がい児入所施設)大手前整肢学園で児童指導員をされていました。
取材内容は今まさに編集中ですが、どんなお話だったのかを少しお伝えしようと思います。
詳しくは2020年9月発行予定の「ナビゲーション」をご覧ください。

福祉を仕事にするつもりはなかったという言葉から取材はスタート。児童指導員を始めたばかりの時の失敗談から学んだこと。

◆話上手より、聞き上手

親御さんに何とかしてあげたいという思いから
「こんな制度があります」「◯◯をしたほうがいいですよ」と言ったら「障害者を生んだことがないから、そんな理想論ばかり言うんだ」と怒られた。

その出来事から相談員やワーカーの仕事は
情報を提供したり、アドバイスをするだけじゃなくて「その人が受け止められるような形に聞き上手」にならないといけないと思った。

◆専門家は限界を決めてしまう。
「障害が重いから無理」と限界を決めてしまう時がある。自分の経験から専門家が出来なかった支援(自立生活に向けた取り組み)を自立生活センターがしている。僕たちは自立生活センターの取り組みに学ぶべきことがたくさんある。

新崎さんが大切にしている言葉

◆学びは出会いと対話により深められる   

関係性ができると、その人が排除や差別をされた時におかしいと思う。置かれている状況を知らないと共感は生まれない。そういう意味でインクルーシブ教育を受ける事はすごく大切!

◆砦と広場
障害当事者は生活していくための理論として要求や改善を求めて行動していくのはすごく大切だと思う。ただ障害者の人だけが走っていってしまうと周りの人から「やりすぎだ」と言われることもあるかもしれない。そうするとその理念がメインストリーム化しにくい。自分の役割は福祉に関心がない人や、障害者と関わったことがない人たちにその事の意味を伝えること。

お話を聞いて相談支援の場面でも改めて肝に銘じておきたいなと思う言葉が数々ありました。

小坪と山下も今から30年前に大手前整肢学園に入園していたので新崎さんにお世話になりました。
今回、機関誌の取材で久しぶりにお会いでき、懐かしい気持ちになりました。
ありがとうございました!!!

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