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- 2017.05.30 (火)
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【熊本支援報告〜5月24日の支援〜】
5/24(水)の支援の報告です。今日は午前と午後に分けて、2件の支援に入りました。午前の支援について、まずは道下が報告します。
午前の支援は、東区のOさん宅です。今日が初めての支援となる方でした。今後の支援の下見が本日の主な目的です。
支援の相談は、数日前に、依頼者本人からではなく、解体業者の方から入りました。解体作業を始めようにも、住居内が全く片付けられておらず、作業が始められない。震災直後一切の片付けが行われていない状態とのことでした。
ゴキブリの巣窟となっているのではないか、床は腐って踏み抜いてしまうのではないか、大量のゴミにあふれているのではないか等とおそるおそる訪問したところ、想像していたほど中は傷んでいませんでした。物をあまり持たない性分でもあったそうで、片付けなければいけない物もそれほど多くありません。片付け完了するのにそれほど時間はかからなさそうでした。
しかし、なぜ今まで放ったらかしだったのか。依頼者本人は、高齢でもあり施設に入っていて片付けることはできない。家族とは疎遠になっていたようで、今回、娘さんに下見に同席していただきましたが、これまではこの家の解体作業に関わる気は無かったようです。下見の際の説明も、娘さんからではなく、業者の方から受けました。
業者の方によると、本人やその家族がしようとしない、あるいはしようにもできない、そういう住宅は時々あるとのことでした。行政もこういう場合に問題解決に動こうとはしてくれない、とのことです。
結局業者のほうで片付けてしまう場合もあるそうです(費用は業者持ち?)。今回は、別の案件でセンターが関わったことのある業者であったため、業者による相談の持ち込みとなったようです。悪くいえば業者の下請けみたいなものでしょうか。
とはいえ、できるのにしようとしないのはともかく、高齢者や障害者のように、なんらかの配慮が必要な場合もあるでしょう。今回は業者からの相談でセンターがつながれましたが、本来ならこういう場合、行政から相談があってもおかしくはないのかな、と感じました。まだまだ解体に伴う案件はありそうです。
(文責:道下)
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