Home  日々の活動  2018年度第2期 集団ILP1回目♪

2018年度第2期 集団ILP1回目♪

自立生活センター・ナビの小八重です!
まだまだ寒い日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

去る2月20日(水)、ナビでは新たな集団自立生活プログラム(以下ILP)の第1回目が開始されました!

その名も「みんな どこいこっ!そだねー。おうち いこっ!マイライフプランを作ってみよう」というタイトルで、テーマは“一人暮らしのイメージ作り”となっています。

今回の参加者は3名で、男性2名と女性1名です。3名とも当法人の生活介護に通われている方々で、男性陣は赤おにに通所しているIさんとYさん、女性のNさんは青おにに通所されています。Iさんは2018年度は2回目のILP参加となります。そしてこの第1回目は、来年度にナビに実習に来る予定の四天王寺大学の学生さんもボランティアスタッフとして参加してくれました!

まずは参加者、スタッフ全員で自己紹介。今回は某テレビ番組風にBGMを流して、サイコロトークを交えての自己紹介を行いました。トークテーマは12個もあったにも関わらず、なぜかみんな5番(挑戦してみたいこと)と7番(最近あった嬉しいこと)ばかり出て、それはそれで妙な一体感がありました(笑)

それでもみんな「青森のねぶた祭りに行きたい!」「プレステ4を買った!」などしっかりと答えてくれました。同じ法人内でも、普段あまり関わりのないスタッフや当事者もいた中で、和気あいあいとした雰囲気でした♪

休憩を挟んで、後半は参加者のNさんの生活史を紹介。幼少時の思い出、阪神淡路大震災を経験したこと、施設入所からのグループホーム入居までのNさんの生活を振り返りました。

被災された後、一人暮らしをしたいという強い想いを持ちながら、過ごされていたNさん。グループホーム入居後は自分なりに工夫しながらヘルパーさんを利用したり、旅行に出かけたり、エネルギッシュに生活されています。IさんとYさんも真剣に聞いておられました。
何か感じ取られた部分も大いにあったのではないかと思います。

そして、次回は実際に一人暮らしをされている当事者の方の自宅見学になります!一人暮らしのイメージ作りの絶好のチャンスになりそうです!

どんなILPになるか…展開が楽しみです!

自立生活プログラムとは??

多くの障害者は障害があるというだけで、ひとりで買物に行ったり、友達と遊びに行ったり、仕事をするなどのごく当たり前のこと を経験する機会すら失ってきています。障害があることで、制限された生活によって奪われてきた、外出・料理・遊び・金銭 管理など様々な経験を自立生活をしている障害者がリーダーとなり楽しみながら取り戻していくプログラムです。

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