- ちゅうぶの日常
- 2026.08.25 (火)
- [ 差別ゼロ社会 ]
USJさん! それって、差別じゃないですか!! ~電動車いすは発火する恐れがあるのでジョーズに乗船はダメ!?~

ちゅうぶでは、2024年5月にUSJで差別対応について、複数人が差別解消申し立てを行い、大阪府広域相談員を通じて、USJに働きかけを行ってきました。
その結果、いろいろ改善していただいたこともたくさんあり、2025年の5月には、改善点の現地確認も行ってきました。
改善してくれたこと①

ナビの東が乗ろうとすると、スケールの前に立って身長が計測できないと、乗ることができないと対応されました。
立てないのでメジャーで測ってほしいというと、そういうことはできないと合理的配慮の不提供がありました。
⇒メジャーで身長を測ってくれることなりました。
改善してくれたこと②

ナビの小坪、堀が介助者1人と一緒にSINGを見ようとすると、障害者1人に介助者が1人必要と言われました。
障害者であることで一律にどのアトラクションもショーも介助者が1対1必要と条件付けするのはおかしいのでないかと言いました。
⇒SINGとかコーヒーカップとか、介助者が1対1でなくても問題なく乗れるようになりました。
改善してくれたこと③

電動車椅子で乗船可能かのサイズの計測や、手動車いすへの移乗ができないのか、手動モードへの切り替えを自分でやってほしいなど、ジョーズに乗るまでのやり取りに長くかかって、まったく楽しめない状況で、一方的なルールの押しつけはおかしい、合理的配慮をしてほしいと言いました。
⇒クルーが研修してくれて、小坪や東の大型電動車いすでも3分ぐらいで、スムーズに乗船
USJさん頑張ってくれていたのに
突然、電動車いすでの乗船は危険という見解?? なんで?
ところが、2026年3月に大阪府を通じて、まったく信じられないUSJの見解が伝えられました。
「電動車いすはバッテリーを積んでいるので発火する恐れがある。その危険を考慮して、電動車いすでのジョーズの乗船は認められなくなった。
すでに、ホームページでの案内も変更済み。」という通告でした。
こちらは、「本当に危険なものであれば、一般の交通機関も乗車できないはずだが、そんなことはない。万が一にしかないことを取り立てて危険と決めつけるのは問題だ。電動車いすのバッテリーはダメで、健常者のモバイルバッテリーは問題がないのか? 」などの反対意見を伝え、一旦、再検討をお願いしました。
しかし、その後、6月に「発火の危険性を否定できないので、電動車いすでのジョーズへの乗船は認められない」と、USJから検討後の到達点として、大阪府を通じて、回答がありました。
電動車椅子を危険視する偏見・差別は絶対に許すことができないと思いました。
DPIは「差別である」と見解を伝え、経産省へ働きかけ
堀から、DPIの佐藤さんに相談しました。すると、DPIとして、以下の文章を国の担当に送って、対応を依頼してくれました。担当は経済産業省だそうで、国土交通省から経産業省へ引き継がれています。

<DPI佐藤から国交省へのお願い 2026年6月11日>
電動車いすはバッテリーを使用しておりますが、一定の条件を満たしたものは航空機にも搭乗できており、別紙のように国交省からも基準が示されています。
また、一般の電車、バス、船舶等において電動車いすのバッテリーを理由に乗車・乗船の拒否をされることは日本においてありません。
今回のUSJのジョーズへの乗船の拒否は、バッテリーの形式にかかわらず、一律に電動車いすを理由に乗船を拒否しており、障害者差別解消法の差別的取扱いに該当すると考えます。
USJに対して、国交省から事実の確認と改善を働きかけていただきますようお願い申し上げます。
大阪府を通じて、USJから連絡あり
7月7日USJの見解を府から聞きました。
「避難体制の承認がおりたので、3月以前の状態に戻したい。」
※電動車いすの場合、手動モードに切り替えて、クルーの操作によってジョーズに乗船することは可能。
電動は発火するという見解は変えてていないのか?その辺りは今後、確認が要ります。
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