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出張ILPやってます!

みなさん、こんにちは。自立生活センター・ナビの山下です。

大阪府泉大津市にあるNPO法人自立生活センター・リアライズが運営する生活介護パイオニアの自立生活プログラム(ILP)に今年7月から小坪・山下で協力させていただいています。

パイオニアの当事者は、親元で暮らしている方、自立生活をされている方がいます。みなさんヘルパーを利用していますが、ヘルパーさんとの関係に悩んでいる方もおられるようです。そこで、今回のILPのテーマを

「自分の気持ちと向き合おう」にしました。

障害者の生活には欠かせない「介護」。普段から思っていること・悩んでいることをお互いに出し合いどうすればいいかを一緒に考えていこうというテーマでプログラムを進めていきます。(全4回)

1回目(7月27日)はお互いのことを知ろうということで、小坪、山下の生活史を発表したり、『ヘルパーを使っていて良かったこと』『悩むこと』などを話し合いました。

順調に2回目を迎えるはずが、コロナの緊急事態宣言で3ヶ月延期になり10月26日(火)に行ないました。

内容は、自立生活をされている自立生活夢宙センターの3名と当法人の生活介護 障害者活動センター青おにの1名の方に取材にご協力いただき「自立したきっかけ」「介護の時に工夫していること」「介護者に求めること」「後輩へのエール」などをお聞きしました。

 ●参加者の感想
 ・介助者と付き合い続けていく
 ・怒らない心の広さは大切
 ・自分も言葉が伝わりにくいので、いつも伝え方をひとりずつ、変えたりしながらしてる。
 ・いっぱい、介助者とぶつかりながらやっています。
 ・性格とかあると思うけど、コミュニケーションを頑張っていきたい。

今回のILPで、僕はサブリーダーをしています。僕自身、他団体のILPに協力するのは、初めての経験なので、準備や進行に不安もありながらですが、これからも、参加者のみなさんの雰囲気にも助けてもらいながら進めさせてもらっています。ILPが終わった時に『この企画をして良かった。』『元気になれた。』と参加者のみなさんに思ってもらえるように、残りのILPも、しっかりと取り組んでいきたいと思います。

『自立生活プログラム(ILP)とは』

多くの障害者は障害があるというだけで、ひとりで買物に行ったり、友達と遊びに行ったり、仕事をするなどのごく当たり前のこと を経験する機会すら失ってきています。障害があることで、制限された生活によって奪われてきた、外出・料理・遊び・金銭 管理など様々な経験を自立生活をしている障害者がリーダーとなり楽しみながら取り戻していくプログラムです。

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