2018年度第2期 集団ILP3回目♪
「みんなどこいこっ?そだねー。おうちいこっ!マイライフプランを作ってみよう」3回目ということで、3月6日(水)に今回の参加者3名がナビの2階に元気に集結!
今回は講師を招いての講演会。ヘルパーを利用しながら自立生活(ひとり暮らし)をされている先輩障害者にお話して頂きました。
講師は、夢宙センターの内田瞳さん。先天性骨形成不全症。
まずは参加者、講師、スタッフ、介護者の自己紹介からスタート。和んだところで講演開始。
高校までは母親の送迎、大学では周りの人に手伝ってもらいながら寮でひとり暮らし…と、一般校で学生時代を楽しく過ごされました。その後、ご両親の心配を振り切って大阪でひとり暮らしを始め、現在に至るそうです。ひとり暮らしをしたいと思ったのは、全面的に介護してくれていた親の予定を気にしたり、それに合わせて生活するのはおかしいのでは?自分の生活がしたい!と考えるようになったから。
海外旅行が趣味という活動的な内田さん、寝る事と人とお話しする事が大好き。内田さんは身の回りの事などご自身で大体は出来るとの事なのですが、時間が掛かってしまうのでヘルパーが必要です。
今回のお話で、内田さんがひとり暮らしを続ける中で大切にされているのは、ヘルパーさんとの関係作り=コミュニケーション。
ヘルパーがいても昼寝するし、何時間も話しをして過ごす事もあるそうです。気を使い過ぎず自分の生活を自分らしく築かれています。
今回のILP参加者の3名はこれから自立生活(ひとり暮らし)を目指す方々です。
障害も違えばもちろん生活スタイルも違います。これから自立してひとり暮らしを送る時には、今回の先輩の話がきっと参考になることと思います。
内田さん、ありがとうございました。
自立生活プログラム(ILP)とは??
多くの障害者は障害があるというだけで、ひとりで買物に行ったり、友達と遊びに行ったり、仕事をするなどのごく当たり前のこと を経験する機会すら失ってきています。障害があることで、制限された生活によって奪われてきた、外出・料理・遊び・金銭 管理など様々な経験を自立生活をしている障害者がリーダーとなり楽しみながら取り戻していくプログラムです。
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