- わたしたちのアクション
- 2019.05.28 (火)
- [ 差別ゼロ社会 ]
USJアクションで他の者との平等を。だれもが参加できる社会に。
アクション開始:2016.2~ 現在
ことの始まりはウォーターワールド。車いす同士のカップルがショーを見に行ったが、席を別々にしないと鑑賞できないとUSJクルーに言われ…。 これは明らかに差別では!?そこから、ちゅうぶのUSJ調査が始まりました。
●差別解消法を武器に。
私たちの願いはみなと同じように楽しみたい!今までUSJは障害者との話し合いは門前払い。2016.4~障害者解消法が施行され、民間事業者の差別に対しては行政が間に入ることに。ちゅうぶUSJ調査団で、なんどもアトラクション調査を行い、USJへの要望をまとめ、行政に差別が解消されるように訴えてきました。
●ウォーターワールド 車いす席2台並んでみれるように。
車椅子に乗っている障害者は並んでショーを観ることができませんでした。もちろん夫婦だから並んでみたいといってもだめ。USJが消防法で届けている内容が、車いすスペースにが1台づつ18箇所。出入り口からすぐ近くで最上段のみで一番人気のない場所。
複数台並んで見れるスペースはたくさんありますが、USJが消防法で届けているルールが1台づつの席配置。緊急時のUSJルールでそうしているだけで、2台でも3台でも4台でも問題ないはず。とあるときに、支援学校の修学旅行できていたグループも別々に分けられ見ていました。健常者だと分けられないのに、車いすだと分けられる。これはやっぱりおかしい。
なんども足を運んで並んでみたいと要望をあげ、差別解消法での訴えもありやっとUSJが2台並んで見れるスペースを4箇所設置。ぼくたちの声が届きました。
しかし3台並んでみようとするとだめと言われたり、そもそもが最上段しか車いす席がないのはおかしい。水がかかる最前列、見やすい中断列など、いろんな場所に車いす席が配置されてしかるべき。なんどもUSJに要望していこうと思います。
●自分の足である電動車いす操作を制限させられる。
ハリーポッターやターミネーター、スペースファンタジー(最近でいうとXRライド ルパンやエヴァ)の「アトラクションの中は、電動を手動に切り替え、介助者が押してくださいとUSJクルーにいわれます。
電動車いすは、障害者本人合わせると200kg以上になることも。
それを手動で介助者が押すのは大変だし、細い通路やくだり坂だと他のお客さんに接触しそうでかなり危険。
USJ側によると、アトラクションの外で電動車いすと他お客と接触したことがあるそうで、それ以来電動車いすは手動に押すルールになったとのこと。でも、電動は危険だからと一律に手動に切り替えるルールおかしい!
実際、電動車いすを手動に切り替え、押していると、スペースファンタジーの下り坂や、ハリーポッターの細い通路でなんどかあたりそうに。
そういったこともUSJクルーに伝え、実際にクルーに電動車いすを手動にして押してもらい、「重いですね…」との感想。また電動車いすを本人運転で、USJクルーにアトラクション通路の見守り誘導してもらったほうがいいと提案。スムーズにアトラクション利用できます。
こうしたことはUSJ現場クルーに伝わりますが、なかなか上層部に伝わらず、対応が変わらない…。電動車いすは一律危険という考えを改めてもらうべく、あきらめずに訴えていきます。
●字幕がない!?情報保障を求む。
ショー系アトラクションは、字幕や音声案内等の配慮がないので、聴覚障害者や視覚障害者にとっては楽しめくなっています。ライド系も実際に乗る前の待機時間に流れる説明モニターに字幕を付けてほしい。すでにあるアトラクション前のテレビモニターに字幕をつけられないのでしょうか?アメリカのユニバーサル スタジオ ハリウッドでは字幕はあります。字幕があると聴覚障害者以外でも楽しみが倍増します。「著作権があるので字幕が付けられない」とUSJ側からの話ですが、どこまで本当か?
●自分で歩けないと乗れないアトラクションたち
USJ絶叫系のフライングダイナソーやハリウッドドリームザライド。スリル満点のアトラクションたちです、実はハード面はバリアフリーでコースター乗り場までEVあります。ちなみにひらパーでは乗り場まで階段のみで、介助者が担いで上がらないとだめです。ですがUSJは自分で歩けないとジェットコースターに乗せてくれません。だがひらパーは介助者がついて席に乗り移れれば、絶叫系に乗れるんです!
USJはジョットコースターの試乗機あり、これに乗れても、実際の利用は×。緊急時歩けないと避難できないのが理由。だが、アメリカディズニーは乗れるらしい!?
なんでも緊急時はレスキュー隊が控えていて、歩けない人も救出してくれるとのこと。アメリカでは障害を理由に利用を断るのが違法になるADA法があるため。緊急時避難できないからといった理由で一律利用を断るのは、やっぱりおかしい。どうすれば利用できるか、楽しめるかをUSJは考えてほしい。
ハード面だけでなく、ルールや対応もバリアフリーを!
●ハリーポッター BFルートあるのに、車いすで階段ルートを回らされる!?
人気のフォービドゥンジャーニー。3Dでハリーの空中冒険を体験!?人気のため常に待ち列ができています。お城内アトラクション内はBFでエレベーターあり、アトラクションへ乗降もしやすいように一旦停止してくれるようにもなっている。
問題なのは、アトラクション外の待ち列。そこに10段ほどある階段のルートが!車いすでいくと、USJクルーから待ち列に並んだもらい、階段登れますか?と必ず聞かれる。ここで、登れないと乗れないと思ってしまう。
ここで交渉。中はせっかくBFなのだから、歩けない障害者が階段を通らないようにできないか。
USJクルーと交渉した挙句、介助者が階段ルートの待ち列を並び、階段下で車いすの障害者が待って介護者と合流。そうすると階段ルートを車いすが階段ルートを通らなくても、アトラクション待ち列に並べれるように。
この方法で、ちゅうぶの歩けないメンバーがアトラクションを楽しめるように。でも本来なら、ゲストサポートパスを使わせてもらえたら問題ないはず。
いや、なぜ待ち列に階段があるんだという話。アトラクション内は車いすルートがあるのにもったいない話。車いす一人で行くと利用できなかったり、やっぱり課題は多い。
●バリアフリーなのにUSJクルー対応は冷たい。
TDRでは車いすを見るとスタッフが自然と声をかけてきます。難しい判断になるとすぐにアトラクションごとの責任者が対応してくれ、アトラクションに乗れない理由の説明が具体的で分かりやすい。
しかしUSJはアトラクション利用時に、こうした場合は乗れないなど注意事項のオンパレード。
アトラクションを回るたびに、同じ内容の注意事項の説明がありうんざりすることも。ルールありきのUSJ。
一方、TDRは「ルールで決まっています」「〇〇法で決まっているので」という言い方は決してしません。実際のお客(障害者)の状況をみて判断し、柔軟性を感じる対応が。TDRではファストパスで予約したアトラクションが、車いすで利用できない場合、他のアトラクションに振り替えてくれたり、車いすから乗り移りができるかあらかじめアトラクション乗り場の下見を介助者にさせてくれたりと、どうしたら車いすでも楽しんでもらえるかを考えて対応してくれます。
●USJ ジョーズ 車椅子で乗れなくなった!2018.7.6
USJで唯一車椅子のまま楽しめるライドですが、車椅子のまま乗れなくなりました(T_T)
なんと今は普通の座席に乗り移らないと乗せてくれず。しかも緊急時避難のため、船の前方席へ案内されます。ジョーズの舟は前の席ほど低くなっていて、船着場からの段差は80~90センチほどもあり、介護者が乗り移り介護するにしてもちょっと危険。
しかも、緊急時は介護者が障害者を抱えて100メートル歩いてもらわないと乗せられないとクルーに言われ、、、なぜ車椅子対応の船が無くなったのか。船の後方から黒煙が上がるトラブルがあった。車椅子対応の船は、後方車椅子席があり、黒煙が上がった場合、危険なためとのこと。
もし船に黒煙が上がっても、前方席 移乗危ない状況よりも、後ろの車椅子席からの避難の方が安全では?と。またはUSJくらいの会社なら、黒煙トラブルないようにできるはず。
今回、車椅子から船に乗り移りしました。移乗が安全にできるように、車椅子前輪を船に乗せて、船座席と車椅子を近づけると、船に車椅子乗せないで!とクルーから言われ、、、。えー!船の上に車椅子乗せてはダメなルールなんです、と。 ルールばかり言わないで、車椅子ユーザーの意見をきいてほしい。どうも、何かあった時の責任がないようにないようにして、車椅子でも楽しんでもらおうという姿勢がじられず、残念。
緊急時でも、車椅子に乗ったままのほうが、船から降りた後逃げやすい!
USJさん、車椅子対応の船復活させてください!
~こうすればあのアトラクションに乗れる!
~クルーと交渉もアトラクション
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